| | |
長女ウサ子の出産予定日は妊婦健診でしたが
「子宮口、全然開いてないね~」
と言われ、吹雪の中帰宅しました。
このまま陣痛がなければ一週間後に入院です。
10か月に入ったころからいろんな人に
今日は満月だから、今日は満潮だから等々
迷信めいたことを理由に「今日生まれるんじゃない?」と
言われましたがそんなことは全くなかったです(笑)
予定日翌日も近くのプールに泳ぎに(浮かびに?)行きましたよ~
結局、陣痛が来たのは二日後の午前3時ころ。
テレビを見ながら横になったものの全然寝付けなくて
やっとうとうとしたかと思ったら、生理痛のような鈍い痛みが。
それでも「いたいな~」と思いながらも布団に入っていたのですが
しばらくすると、間隔をおいて痛みがくることに気が付き、
紙に痛くなり始めた時間を書いて間隔を計ると
あらら。10分間隔!?
それでも、信じられなくて1時間くらいずーっとメモしながら起きてました。
陣痛が来たと病院に電話するとすぐに入院するようにとのこと。
母が朝ごはんを用意してくれたのでがっつり食べてから行きました。
ところが、それからが大変でした。
分娩室に入り、病院着に着替えてペットに座りましたが
間隔が10分のままです。
だんだん耐えがたい痛みになってくるのですが、
子宮口が開いていないのでただ耐えるのみ。
心の中で「ウサ子~早くおりて出ておいで~」と語りかけてみました(笑)
途中で助産師さんが勤務の交代するのがさみしかったのですが
翌日また同じ助産師さんが出勤されると
「まだがんばってたんだね~」と励まされ?
あまり進まない陣痛にきくからとアロマオイルを持ってきてくれたり
助産師さんの優しさに救われました。
結局、陣痛の間隔は5分を切ることがなく
体力だけが消耗され、40時間の陣痛に耐え切れず
入院日の翌日の夜8時になって
「もうダメです・・・」
と訴え、吸引分娩になりました。
ほとんど食べれず、ほとんど寝れずだったので
分娩台では早く終わってほしいとただただ願ってました。
21時に無事女の子を出産。
ウサ子はすぐにきれいにふいてもらい
分娩台の私のお腹の上で初乳をあげました。
その夜は新生児室で預かってもらい
私は病室のベッドでやっと睡眠がとれます。
陣痛がきた日もほとんど寝ていないので
二日間の徹夜状態。。。(笑)
その上マラソン並みの体力消耗といわれる出産後ですから体はヘトヘト。
でも、今まで大きかったお腹がぺしゃんこになっていたり
やっと会えた赤ちゃんの顔を思い出したり
頭はギンギンに冴えわたっていて
なかなか寝れませんでした。(そういうものらしい)
40時間ってあまりないと思うのですが
同じ時期に陣痛室にいた人は私の上をいきます。
もう一人は1週間前から促進剤をうっていたとか。
この二人とは出産後も仲良くしてます(笑)
【初めてのお産から学んだこと】
1 睡眠不足だった。
いつ陣痛が来てもいいように、早寝昼寝をして体力をつけておこう。
2 陣痛がつらくて食べられなかった。
咀嚼もできなくなるので、ゼリー飲料や清涼飲料水を準備する。
水分補給は絶対必要。
3 おっぱいが切れて痛くて痛くて・・・
母乳パッドとこすれて痛いので、ラップや乳頭保護器を使う。
4 赤ちゃんは寝ない。飲まない。
3時間おきの授乳なんてウソ!
1時間おきの授乳だと、おっぱいの準備やおむつ替えであっという間。
そんなものだとあきらめる。
妊娠中← back
■
next→二人目のお産
|